初めての自然妊娠が流産に終わった話2
※この記事には妊娠・出産・流産などの内容が書いてあります。
閲覧される方はご承知おきくださいますようお願い致します。
前回の話→初めての自然妊娠が流産に終わった話1
妊娠生理?伝説だと思っていたのにわが身に・・・!
まずは今回の妊娠に気が付いたきっかけから。2017年12月の出来事です。
次男の断乳を決行してから半年、基礎体温を測ってタイミングをとるも妊娠には至らず。もともと、どーせ私は自然に妊娠なんてしないんだ、というすねた気持ちもあり、今月だめだったら年明けには不妊治療のクリニックに行こうと思っていました。
我が家の家族の誕生日の分布からいっても9月か10月生まれの子がいるといいな~、とかそんな希望もあって。
そして、12月21日、いつもの周期より2日早く生理が来ました。(と思っていました。)
あーあ。とか、やっぱりね。とかそんな気持ちでした。
長男も冬休みに入り、一緒に公園を駆け回ったり、クリスマス用にちょっといいお酒を買ったり、チキンを食べてお酒を飲んで。
お正月用にもちょっといいお酒を買って、おつまみ買ったりおつまみの材料を買ったり、大掃除をぼちぼち進めたり、そんな風に過ごしていました。
そして12月29日、私は気が付きました。生理、終わらない・・・!
気が付けば生理が始まってから9日が経っていました。通常であれば5~6日で終わるはず。しかもなんだか今回は量が少ない。1日目の感じがずーっと続いている。
最初に疑ったのは閉経。31歳で初めて不妊治療を開始した時から指摘されていたAMHがすっごく低い(当時は低すぎて測定不可と言われた)ゆえの早発閉経の可能性。
閉経の先輩である母親に当時の様子を聞いたときにも量が減ったと言っていたし、「生理 長引く」で検索したら「閉経」や「更年期」の文字が。
まずい。治療を始める前に閉経してしまうかもしれない。
更には長男→次男と回った風邪がどうやら私にも回ってきたらしく、微熱と咳が出る始末。楽しみにしていた年末年始が・・・とがっかりしながら引き続き生理や閉経について調べていたら、ふと「妊娠」の文字が目に入りました。
妊娠の初期症状は風邪とよく似ていると言われています。まちがえてうっかり風邪薬を飲んでしまった、という相談を知恵袋とかでたくさん見掛けたことがあります。
まさかねー・・・、と思いながらももし妊娠していたら正月にお酒を飲むわけにはいかなくなる!気兼ねなく飲むためにも!!と思いドラッグストアでクリアブルー(妊娠検査薬)を買ってきて使ってみると・・・線、出た!(陽性=妊娠してますよー)
人生で初めての経験でした。長男の時も次男の時も体外受精だったので妊娠判定は病院で、それ以外に妊娠の経験は無かったし。
ひゃっほう!!私妊娠してる!!!・・・じゃあこの出血は?
8年前に妊活を始めたころからずっと、もしかして今回はと思っては撃沈を繰り返していた頃に、生理が来てもあきらめきれず、検索魔になって調べたことがあります。「生理 妊娠していた」→いわゆる妊娠初期の不正出血を生理と勘違いすることがあるようです。以前は「妊娠生理」なんていう言葉も出てきたのですが、今は医学的に正しくない表現だからなのか検索しても「妊娠生理」とは出てこないようですね。「月経様出血」とか「生理様出血」とかいうみたいです。
でもまあ不正出血なのだからあまり良いことではないわけで、喜びから一転不安のどん底です。
化学流産?子宮外妊娠?
検査薬陽性+不正出血、しかも年末年始で病院は休み。
検索、検索、検索→不安。唯一の心の支えは長男の時も次男の時も妊娠初期に微量の出血があったこと。あの時も大丈夫だったんだからきっと今回も大丈夫。そう思ってみたり、もし子宮外妊娠とかで冬休みの間に取り返しのつかないことになったら・・・と考えたり。頭の中がぐるぐるぐるぐる。救急にかかるような症状でもない上、産婦人科でない先生に診てもらってもどうしようもない気がして、次男を産んだ産院にダメ元で電話してみました。時間外で、しかも分娩のために待機しているであろうスタッフの方、こんな迷惑な電話に丁寧と答えてくれました。
- 今は外来時間外なので診察はできないこと
- 出血の量が少なく、腹痛もないので年明けの1月4日の診察でもおそらく大丈夫
本当にありがたかったです。とりあえず、年末年始はなるべく安静にして過ごすことにしました。
「正常な妊娠です」
1月4日、やっとこの日を迎えて産院の外来にかかりました。
先生からいただいた言葉。「正常な妊娠です」。胎嚢がエコーで確認できました。
大きさは10ミリ。最終生理(11月24日)から計算すると少し小さめではありますが、妊娠自体は正常だとのこと。出血も年が明けたころには止まっていたので、ここでやっと万歳!となりました。